去る、2019年6月15日・16日に第38回全国地名研究者 遠野大会が開催されました。
全国地名研究者大会とは、日本地名研究所が開催する地名研究に関する情報交換・交流の場です。 今回、第38回全国地名研究者遠野大会が岩手県遠野市で開催され、ぴーぷるもご縁があり参加させていただきました!
多岐にわたる講演報告
講演報告は「遠野の今と昔」「アイヌ語地名と和語地名の狭間で」「『遠野物語』と東日本大震災」など様々な内容となっていました。 地名と一口で言っても、時代背景や言語、伝承なども絡んでくるようで、その成り立ちに奥深さを感じます。
発表者の皆様は調べ上げた調査報告を丁寧にスピーチし、聞き手の方々も熱心に聞いておられました。
遠野市が持つ魅力
開催地が遠野市ということもあり、遠野や遠野物語に関するお話をたくさん聞けました。 遠野市は遠野南部氏が治める城下町だったこと、内陸部と沿岸部の中間という地理的要因から様々なお話 (物語や説話) が集まったそうです。
また、遠野物語がもつ可能性を最大化するプロジェクト to know (トゥーノウ) の紹介もありました。
今回の記事を執筆したユキノは遠野市出身ですが、恥ずかしながら知らないことばかりでした。 こういった学術研究の取り組みから遠野がどんどん盛り上がっていくと嬉しいですね!
次回の全国地名研究者大会は富山県南砺市利賀で開催されるそうです。
気になる方はぜひ行ってみてください〜!