こんにちは。
ぴーぷるでプログラマー兼デザイナーを担当している多田です。
昨年、 iPad Pro(2018) と Apple Pencil を手に入れました。思っていた以上に手軽にイラストを描けて、そのまま SNS にアップすることが習慣になりました。
というわけで、今回私が普段どんな感じでイラストを描いているのか、ご紹介させていただきたいと思います。
いつでもどこでも、布団の中でもイラストが描ける！
ここでいう「イラスト」といってもデザインの仕事で仕上げるようなものではなく、お絵かきの練習やラフ案といったレベルです 。
私のイラスト書きは、寝るときに iPad Pro を持って布団の中に入るところから始まります。座って描くのも面倒に感じるものぐさな私ですが、大好きな布団の中でなら、いくらでもイラストを描けます。完全怠け者スタイル。
iPad Proで使用しているお絵かきアプリは「Procreate」 を使っています。イラストを書くのに定評のあるアプリで、ブラシの使い心地がとても気持ちいい！1,200円の有料アプリ（2019年7月現在）ですが、ほぼ毎日使うものなので個人的に買って大満足しています。
では、実際にどのようにiPadを使ってイラストを書いているのか、ご紹介しますね。
何も考えず、気の向くままに描き出す！
何にも考えずにiPadを起動して、Procreateアプリを開きます。好みのブラシを選んで、真っ白なキャンバスの上で手を動かし始めるところから始めます。
最初はこんな感じ。まさに落書きからのスタートです。
手の赴くままに鉛筆を走らせていると、なんとなく女の子が浮かび上がってきました。
ここから浮かび上がった女の子のディティールを書き込んでいきます。なんだか物足りないので…
棒のような、杖のような謎の何かを持たせてみました。
ある程度書き込みを加えたら色塗りです。
そして夢中になっていたら疲れてしまい、そのまま布団で寝落ちします。ここまでの制作時間は２〜３時間ほどでしょうか。
イメージを持って描き出す
ざっくりとしたイラストのイメージを持っていると、Procreateからイメージに近いツールをパッと選んで使うことができるので、イラストを描き始めるハードルが下がります。
イラストを描いていると、イメージから離れてしまうことも少なくありませんが、それでいいのです。イラストに自分なりのアレンジがどんどん入ります。
手書きと違い、アプリを使って描くイラストなので、何度でも修正することができます。自分がちょうどいいと思ったタイミングで書きかけのイラストを別保存しておけば何パターンでもアレンジを作ることができますね。
最終的に雲を書き込みして、自分なりに満足いったので完成です。ここまでの制作時間は1時間くらいでした。
撮った写真を模写してみる
iPad Proひとつで、撮影した写真を見ながらブラシで模写することが出来るので超便利です。
Procreate のブラシが良いので、好きな風合いを選んでひたすら色を塗りたくります。 これが一番速くてお手軽なのになんか勉強になりそうで良いです。結局、やりすぎて最後は模写というよりイラストみたいになりますが、楽しくて続けられるのが１番。
だいたい10〜30分ほどで仕上げられるので、スキマ時間に創作活動をすることができます。
描いたイラストはそのままSNSにアップロード！
Procreate は描いたイラストを、そのままアプリ内から SNS にアップできます。アップしたら iPad を閉じて「おやすみなさい」がそのまま出来るので、布団の中でのお絵かきはおすすめですね。
iPadProでイラストを描くメリット
iPad Proを購入するまで、イラストを描こうと思ったらこのような手順で制作をする必要がありました。
①紙のノートに鉛筆やペンでイラストやラフを描く
②自宅のパソコンまで移動
③イラストをスキャナーでパソコンに取り込む
④Adobe Photoshopを起動して数分待つ
⑤細かい書き込みや色塗りを繰り返す
⑥jpg等の画像データを書き出し
⑦ブラウザを起動してSNSにアップロード
これらの手順が全て布団の中で完結できるなんて、素晴らしいと思いませんか？
イラスト制作作業のハードルが圧倒的に下がり、マイペースにコツコツイラストを書いてSNSへの投稿を続けています。2018年12月から始めたInstagramには、これまで160件を超えるイラストを投稿しました。ラフとはいえ、 だいたい2〜3日に1枚のイラストを投稿している計算になりますね。
この「気楽にイラストが描ける」っていうのがやっぱり良いです。今まではノートやウラ紙に描いたイラストはそのままゴミ箱に行くことも多かったのですが、それなりの形に仕上がって、人の目に触れてもらう機会も増えました。
最近ちょくちょく休みがちですが、イラストを書いたらinstagramやTwitter に投稿しています。ポートフォリオというよりもアーカイブとして残していますね。個人的には「いいね！」や「リツイート」で拡散されることは全く期待していません。完全投げっぱなしですが、お絵かきが継続できているので、それでいいのだと思います。
今回は「Procreate」を紹介しましたが、アプリは何でもいいと思いますので、自分の気に入ったお絵かきアプリで気の向くままに楽しんでみてはいかがでしょうか。